世田谷区エコ住宅補助金と外壁塗装(令和8年度)|屋根の高反射改修

世田谷区エコ住宅補助金では、令和8年度から住宅の外壁塗装が補助の対象外になりました。屋根の高反射改修は引き続き対象で、2026年10月1日以降の後期受付分からは1棟10万円です。外壁と一緒に屋根も高反射改修にするなら、屋根の分は申請できます。

この記事の制度の内容は、2026年10月18日に世田谷区の公式ページ(令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金)で確かめたものです。制度は年度の途中でも変わるので、申請の前に公式ページで最新の内容を確かめてください。

世田谷区エコ住宅補助金の案内には「令和7年度の補助対象工事のうち『断熱材の設置』『太陽光発電システム(太陽光パネル)の設置』『太陽熱ソーラーシステム・温水器の設置』『住宅の外壁塗装』は、補助対象になりません。」とあります(令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト)。

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令和8年度の世田谷区エコ住宅補助金で変わった点

  • 令和7年度は対象だった住宅の外壁塗装が、令和8年度は補助の対象から外れた
  • 屋根の高反射改修は対象のまま。後期受付分から7万円→10万円
  • 令和8年度の対象工事は4種で、最大20万円
  • 申請は各期の事前登録から。前期の予算枠は8月31日で失効した

前の年度の情報を見て「屋根と一緒なら外壁も補助が出る」と考えていた方は、令和8年度の内容を一度確かめておくと安心です。このページだけで、外壁塗装の扱いと、代わりに使える工事、申請の手順まで分かるように並べました。

目次

令和7年度の対象から外れた4つの工事

区の特設サイトには、令和7年度の補助対象工事のうち4つが、令和8年度は補助対象にならないと書かれています。外壁塗装はその中の1つです。

令和7年度から令和8年度で扱いが変わった工事(区の特設サイトの原文から)

工事令和7年度令和8年度
断熱材の設置補助対象補助対象にならない
太陽光発電システム(太陽光パネル)の設置補助対象補助対象にならない
太陽熱ソーラーシステム・温水器の設置補助対象補助対象にならない
住宅の外壁塗装補助対象補助対象にならない

前年度までの情報が残ったままのページも、まだ見かけます。工事の契約をする前に、令和8年度の特設サイトで対象工事を見ておくと食い違いが起きません。

世田谷区エコ住宅補助金の要点

令和8年度の世田谷区エコ住宅補助金は、窓・ドア・浴槽・屋根の4つの工事が対象です。外壁塗装の扱いと屋根の扱いは、次の表で分けて載せています。

世田谷区エコ住宅補助金の要点(令和8年度)
項目内容
制度名令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金
外壁塗装の扱い世田谷区エコ住宅補助金では令和8年度から対象外(区が明記)
令和8年度の対象工事窓の断熱改修・高断熱ドアの設置・高断熱浴槽の設置・屋根の高反射改修
屋根の扱い屋根の高反射改修は対象(2026年10月1日以降の受付分から10万円・それまでは7万円)
補助の額最大20万円(工事ごとの単価の合計。屋根の高反射改修は後期受付分から10万円)
最低工事額未確認
受付前期 2026年4月15日〜2026年8月31日(受付終了)/後期 2026年10月1日〜2027年1月31日(受付中)
予算の状況後期 予算確保済率55%(事前登録受付分)(2026年10月6日時点)
施工業者の条件世田谷区内に店舗、営業所などを置く施工業者(個人事業者を含む)と契約し施工
国・都の制度との併用併用できる(区が案内に明記)
出典令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト(2026-10-18確認)

令和8年度に対象になる4つの工事と屋根の単価

令和8年度の対象工事は、窓の断熱改修、高断熱ドアの設置、高断熱浴槽の設置、屋根の高反射改修の4項目です。補助は工事ごとの単価の合計で、最大20万円になります。

屋根の高反射改修は後期受付分から10万円

外壁と屋根で、扱いがはっきり分かれた形です。屋根の高反射改修は対象のままで、区は後期受付分から補助単価を見直しています。

屋根の高反射改修の補助単価(区の特設サイトから)

受付の時期補助単価
前期(2026年4月15日〜8月31日)7万円
後期(2026年10月1日以降の受付分)10万円

屋根の高反射改修として認められる性能の条件は、このページでは扱っていません。区の申請の手引きで、使う屋根材や塗料が条件に合うかを確かめてください。

家の工事の組み合わせで見る申請できる部分

外壁の塗り替えを考えている家で、どこが申請の対象になるかを組み合わせで並べました。

工事の組み合わせと、令和8年度に申請できる工事

予定している工事申請できる工事
外壁だけ塗り替える対象工事が含まれない
外壁を塗り、屋根を高反射改修にする屋根の高反射改修(後期10万円)
外壁を塗り、窓の断熱改修もする窓の断熱改修
外壁は今回見送り、屋根だけ高反射改修にする屋根の高反射改修(後期10万円)

外壁と屋根を同じ時期に工事するなら、屋根を高反射改修にすると屋根の分が申請できます。足場を組む工事を一度にまとめられる点も、同時に進める理由になります。

申請は事前登録から・期ごとにやり直し

令和8年度の申請は、期ごとに事前登録をしてから交付申請に進む流れです。原則として電子申請で手続きをします。

世田谷区エコ住宅補助金の主な条件(公式の案内から):

  • 区内に住民登録がある個人で、リフォーム工事の契約・支払をする
  • リフォームをする建物は「区内」にある
  • 区内の施工業者による工事を行う
  • 対象工事4種類(窓の断熱改修、高断熱ドアの設置、高断熱浴槽の設置、屋根の高反射改修)のいずれかを行う

申請の流れ(公式の案内の順):

  1. 制度概要の確認
  2. 施工事業者へ相談・契約
  3. メールアドレス登録
  4. 事前登録
  5. 工事・工事完了・支払い
  6. 交付申請
  7. 交付決定
  8. 補助金の支払い
  • 【事前登録】がない場合、交付申請はできませんのでご注意ください。
  • ※交付申請の前に、各期ごとの事前登録の手続きが必須となります。
  • 申請から交付決定まで1~2か月程度かかります。
  • ただし、前期の事前登録により確保していた予算枠については、令和8年8月31日をもって失効しています。そのため、後期受付で交付申請を行う場合は、改めて事前登録から行っていただくようお願いいたします。

令和8年度の受付の期(2026年10月18日確認)

期受付状況
前期2026年4月15日〜8月31日受付終了
後期2026年10月1日〜2027年1月31日受付中(工事の完了は2026年9月1日〜2027年1月31日)

後期の予算確保済率は、2026年10月6日時点で55%(事前登録の受付分)でした。交付決定までは申請から1〜2か月ほどかかるので、工事の完了日と申請の時期を逆算して日程を組むと慌てずに済みます。

区内の施工業者が条件

世田谷区エコ住宅補助金では、どの業者と契約するかも条件の一つです。区のFAQには「区外事業者による施工でも申請できますか? できません。」とあります。

この制度は「世田谷区内に店舗、営業所などを置く施工業者(個人事業者を含む)と契約し施工」が条件です。見積もりを頼む前に、令和8年度エコ住宅補助金申請の手引き(PDF)で条件を満たす業者かを確かめてください。今回読んだ公式の案内には対象業者の一覧が見当たらなかったので、契約の前に、業者へ条件を満たすかを直接確かめてください。一括見積もりサービスの紹介先が、この条件を満たすとは限りません。

区内の業者を探す窓口としては、区の「住宅修改築業者あっせん制度」があります。世田谷区住宅相談連絡協議会(電話番号03-3413-3046)が、住宅の増築・改築・修繕などの区内業者を紹介する仕組みです。

ただし、この窓口は世田谷区エコ住宅補助金の対象業者の一覧とは別の仕組みです。紹介を受けた業者でも、補助の条件に合うかは契約の前に確かめてください。

外壁塗装の費用を抑えるための次の手

世田谷区エコ住宅補助金以外で、外壁塗装に使える区の制度は、今回は確認できていません。外壁の費用そのものを抑えるには、見積もりの比べ方で差をつけるのが近道です。

  • 屋根も塗る時期なら、屋根を高反射改修にして世田谷区エコ住宅補助金の屋根の分を使う
  • 窓の断熱改修も考えているなら、同じ時期にまとめて窓の分を申請する
  • 外壁の工事は、複数社の見積もりを同じ条件で比べて金額を確かめる

国の制度と外壁塗装の関係は、外壁塗装の助成金・補助金の整理にまとめています。見積もりの比べ方は外壁塗装の一括見積もり比較で確かめられます。

一括見積もりサービスは、金額や工事内容を比べるための道具です。紹介される業者が、区内に店舗や営業所を置いているとは限りません。屋根の分で補助を使うなら、契約の前に業者の所在地を確かめてください。

屋根の高反射改修を含めた場合と含めない場合で、外壁の塗り替えの見積もりを比べたいときに、複数社の見積もりを無料でまとめて取り寄せられます。紹介先が区内の施工業者とは限らないので、補助を使うときは所在地を確かめてください。エリア・特典の条件は公式サイトでご確認ください。

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世田谷区の外壁塗装と補助金でよくある質問

Q1:外壁塗装だけの工事で補助を受けられますか?

世田谷区エコ住宅補助金では、令和8年度から住宅の外壁塗装は補助対象になりません。屋根の高反射改修や窓の断熱改修を一緒にすれば、その工事の分は申請の対象です。

Q2:前期に事前登録をしました。後期でそのまま申請できますか?

前期の事前登録で確保した予算枠は、2026年8月31日で失効しています。後期で交付申請をするなら、改めて事前登録からやり直してください。

Q3:区外の塗装会社に屋根の工事を頼んでも申請できますか?

申請できません。区のFAQでは、区内事業者による施工が必要とされています。区内に店舗や営業所を置く業者と契約してください。

Q4:国や東京都の補助と一緒に使えますか?

区のFAQでは、国や東京都の補助制度と併用が可能とされています。国や都の制度の側で併用を認めるかは、それぞれの窓口で確かめてください。

ほかの区市の扱いや、国の制度との関係は外壁塗装の助成金・補助金を自治体別に整理した記事で確かめられます。

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この記事の運営者:Tsuji。外壁塗装・リフォーム会社の営業スタッフとして6年間、戸建て外壁塗装の見積もり・施工管理補助を300件超担当。自治体の補助金は、区市町村の公式の案内で確かめた内容だけを載せています。

※本記事は世田谷区エコ住宅補助金の特設サイト・令和8年度の申請の手引き・FAQをもとに、2026年10月18日時点で整理しました。対象工事・補助単価・受付の期・予算の状況は年度の途中でも変わることがあります。申請の前に、区の特設サイトで最新の内容をご確認ください。

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この記事を書いた人

外壁塗装とリフォームの会社で営業として6年、戸建ての現地調査や見積もり作成を300件以上担当してきたTsujiです。「屋根が傷んでいますよ」と声をかけて回る飛び込み営業の現場で、見積もりがどう作られ、塗料がどう選ばれていくのかを内側から見てきました。

会社を辞めたあと、築20年になる実家の外壁塗装を自分で発注しました。営業の経験があっても、いざ頼む側に回ると分からないことが多く、5社に相見積もりを取ったところ、最も高い会社と安い会社で100万円以上の差がついて驚きました。

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